今とても流行っているコロナウイルス感染力が強くてとても怖いですよね。
そこで、変異ウイルスがこれからどうなっていくのかなと気になりますよね。どのような変異ウイルスが存在しているのでしょうか?
2021年3月12日時点で変異ウイルスは全部で5か国あります。
イギリス、南アフリカ、ブラジル、フィリピン、国内日本で変異ウイルスは確認されています。
結論から申し上げますと、変異ウイルスはとても増加傾向にあります。
変異ウイルスの特徴
最初の感染者は中国の武漢で新型コロナウイルス感染者が確認されました。
はじめに移ったのは動物の体内にいたウイルスが人間にうつり、家族、職場、病院の関係者などで感染していきました。
誰もが動物から移るなど思ってもいなかったと思います。
そこから、全国的に感染していき爆発的に増えていきます。
最初は、インフルエンザ、普通の風邪と思われる方も多く、次々と色々な症状が表れ個々で症状が違いました。
味覚がない、息がしにくいなどの症状がありました。
コロナウイルスは紀元前8000年ごろに現れて、そこからコウモリや鳥類など動物全般の体中にいました。
起源はコウモリと言われています。
普通の風邪の症状と似ているので風邪かなと思うのですが、風邪症状の原因4種と新型コロナウイルスの動物を通して感染する重症肺炎の原因2種が合わさって感染していると知られています。
変異ウイルスの特徴と種類
世界中で新型コロナウイルス、変異ウイルスが増加しており日本国内でも増加傾向です。
従来のウイルスと変異ウイルスの違いは、感染力の強さです。
従来のウイルスは潜伏期5日ごとに2倍ずつに増加、変異ウイルスは潜伏期5日ごとに3倍ずつ増加し、20日後には従来のウイルスは16倍ですが、変異ウイルスの場合は81倍にまでなってしまいます。
今現在、とても変異ウイルスが増加傾向にあり感染力の強い変異ウイルスが増加したら、今まで以上に感染者が増えやすくなり重症者が増えないとしても、感染者が増えたら必ず重症者も増えます。
従来のウイルスは中和活性が結合し細胞侵入を阻害し、免疫避難を持つ変異ウイルスは感染が成立しやすくなるのです。
免疫避難とは、人の免疫から逃げるための変異ウイルスです。
イギリス変異ウイルス
感染力が40%増加し重症化しやすい。
2020年後半にイギリス南東部で初めて確認され、現在は111か国で確認。
感染が世界的大流行してから、感染者が4,380,976人、死者127.191人
1月には1日の感染者数が6万人を超える日もありました。
イギリスで安全対策のために封鎖が行われ、その時の変異ウイルスが従来のウイルスより75%感染力が高いのではないかと言われています。
イギリスの変異ウイルスの感染接触者が約38,000人の内12.9%に二次感染があり、従来のウイルスの感染接触者が約25,000人の内9.7%に二次感染がありました。
イギリスで従来のウイルスに感染した人と変異ウイルスに感染した人を比べてみました。
イギリス変異ウイルスに感染した人は64%死亡率高くなっていたと報告されています。
現時点は、減少傾向で1万人を下回る日が続いております。
南アフリカ変異ウイルス
感染力が50%増加しワクチンの有効性も低下してしまう可能性がある。
2020年後半に南アフリカで初めて確認され、現在は58ヵ国で確認。
感染が世界的大流行してから、感染者が1,562,931人、死者53,571人
1日の感染者数平均1,136人の新規感染者が確認されています。
南アフリカ変異ウイルスも、イギリス変異ウイルス同様感染力が強くなると考えられています。
南アフリカ変異ウイルスは、免疫逃避と呼ばれる変異で、感染によってできた免疫がワクチン接種をしてできた免疫から逃げる可能性があります。
ファイザー社はワクチン接種者の血液を採取し、様々な変異ウイルスに対する中和活性を検査しました。
すると、他のウイルスに比べて南アフリカの変異ウイルス対する中和活性が低くなっていたことが報告されています。
ワクチン効果60%という低い数値ではありませんが、従来のウイルスよりは効果が低下しております。
ブラジル変異ウイルス
感染力増加、再感染のリスクの増加 感染力は1.4-2.2倍高くなるといわれている。
2021年1月に初めて確認されました。
感染が世界的大流行してから、感染者が13,746,681人、死者365,444人
1日の新規感染者数平均66,689人確認されています。
マナウスで変異ウイルスが流行していたことが明らかに、現在世界中で32ヵ国確認されています。
南アフリカ変異ウイルスと同様、ブラジル変異ウイルスも免疫逃避と呼ばれる変異を持っております。
ブラジルのマナウスでは、10月時点で住民の76%が新型コロナウイルス感染しているという事が発表されており、南米のブラジルでは1日の死者の数が初めて4,000人を超えました。
新型コロナウイルスの感染拡大で危機的状況が収まらない様子です。
ボルソナロ大統領は経済活動や外出制限への考えは変わらず、医療従事者各地で批判が強くなっております。
また、感染力だけではなく死亡率も1.1~1.8倍高くなると言われております。
その他の変異ウイルスについて
感染力が強いとされるN501Y変異はないが、免疫逃避のE484K変異が国内で確認されています。
起源はわかりませんが、3月3日時点全国で394件確認されています。
新型コロナウイルスの感染経路やワクチン接種について
コロナウイルスはいつから発見されていたのでしょうか?感染経路について紹介します。
実は、コロナウイルスは1万年ほど前には発生していたと言われています。
最初は、鳥や豚に感染しており、家畜の病気扱いでした。
今回の新型コロナウイルスの起源は『コウモリ』と言われており中国のキクガシラコウモリは、新型コロナウイルスに類似するウイルスを数10種類持っており動物を通していつ人間に感染していてもおかしくない状況でした。
なぜ、コロナが流行したのか?新型コロナウイルスの流行が起きた原因としては、中国の武漢の市場で販売されていた小動物についていたウイルスが、人間に感染したというのが一般的である。
小動物はネズミや鳥類などが挙げられているが、先ほども言いましたがコウモリのウイルスが小動物へ感染してそれが人に移ったという経路がある。
1970年にアフリカで流行していたエボラウイルスも、コウモリや小動物から人に感染しました。
1998年にマレーシアで流行した二パウイルスも同様です。
2002年に中国で重症急性呼吸器症候群(SARSウイルス)も流行し、こちらもコウモリから小動物を通して人に感染しております。
感染経路はいずれもコウモリが関係しているのです。
今まで人が立ち入らなかった奥地に、20世紀後半でアジア、アフリカの国々が経済成長して、奥地の開発が盛んにおこなわれるようになりその結果そこにいた小動物たちが人と接触して、動物が持っているウイルスに感染したと考えられます。
日本で最初に感染していた神奈川県在住の30代の男性、武漢にいるときに発熱し武漢から帰国、中国で肺炎患者との濃厚接触を確認されています。
武漢在住の方が日本に観光している時に体調不良で国内の医療機関に受診されているのが多くみられます。
さて、これからどうなっていくのかとても気になりますよね。
今現在、ワクチンが出来て欧米ではワクチンの接種は始まっており、日本でも医療従事者への接種が順次行われています。
高齢者への接種は、一部市町村で4月12日にスタートしました。
まだ実施する市町村や摂取する人数は限られておりますが、5月以降には高齢者から徐々にワクチン接種を受けれるようです。
接種は2回していただき、1回目のワクチン接種から3週間後に2回目のワクチン接種を受けます。1回目を受けたのであれば3週間後になるべく早く2回目のワクチン接種を受けてください。
コロナウイルス・変異ウイルス個々が気を付ける事
国内でもワクチン接種が始まり、安心している方が多く見られます。
でも、ワクチンができたからと言って好き勝手していたらまた増加していきます。
1回目の緊急事態宣言が発令され、芸能関係の方が亡くなりとても危機感を持ち始めましたよね、あなた自身はしっかりと予防対策はされていますか?
個々の行動、予防対策がとても重要になってきます。
今現時点で「まん延防止等重点措置」が実施されているのは、宮城県、大阪府、兵庫県、東京都、京都府、沖縄県、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県です。
【今一人一人ができる感染対策】
・ずっと言われ続けている3蜜(密閉・密集・密接)の回避
換気が十分にされていない空間、大勢の人が集まるところ、少人数でも至近距離で会話したりするなどをなるべく避けましょう。
・手洗い
あなたの手洗いはあっていますか?外から帰った時、ご飯を作るとき、ご飯を食べる前は必ず手を洗いましょう。
手の洗い方は厚生労働省のホームページ載っておりますので是非見てみて下さい。
・咳エチケット
咳をされるのはあなたは嫌ですよね?咳をされるとどうしても避けてしまいます。
マスクをしていても、ハンカチで抑えるなどしましょう。
咳やくしゃみをする際に手で抑えたりしてもあまり意味がないのです。
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