コロナワクチン集団接種の予約や接種券について | ネタきゃっち

コロナワクチン集団接種の予約や接種券について

ワクチン コロナ

先日始まった東京都と大阪府による、コロナワクチン集団接種の予約開始のニュースを受け、様々な反応を目の当たりにして、複雑な思いです。

家にも高齢者である親にも、ようやく接種券なるものが届いた頃でした。

「接種券」って「接種権」!?

せっかく届いた「接種券」。巷で言われているようなわかりづらさはそれほど感じませんでしたが、いざ接種を受けようとすると、けっこう迷いました。

自宅近辺では、診察券や診察履歴のある患者のみ予約受付できる小さい病院が多く、正直、徒歩や自転車で行ける場所はほとんどなくて、バスや車を利用してなじみのない病院へ出向くことになると思われます。

かくなる自分も、予約作業はもちろん、親を車に乗せて利用したことのない病院へ送り届け、炎天下とは言わずとも混み合いそうな待合室かどこかでじっと待つのか、どこで時間を潰すのか、今から頭が正直重くて憂鬱です。

ちなみに、予約を取ろうとした病院は、接種券が届いた2日前には、既に予約が終了しており、再開は未定の状態です。
「接種券」は、「接種権」という感じですね。

集団接種はやはり患者・医療双方にとって効率が良いシステム

予防接種

東京都の集団接種会場は大手町という便利な立地ですが、たいていの人は、地下鉄や都バスなどの公共機関を利用するはずです。

お年寄りにはその移動だけでも結構大変だと思うのですが、個別に病院を選択して、予約どうこう付き添いどうこう頭を抱えている身となると、効率の良いやり方にも思えました。

ウェブの予約終了まで28分、オペレーターが受付を担当すると、一人28分なんてすぐ喋ってしまう事から、時短の極みで無駄がなく、希望者が出来る、わかる人だけがことを進めていける印象です。

ちょっと不安になったのが、2点。

昔、子供の数が非常に多かった頃、ワクチン接種が学校ごとに集団で“ピストル”型の注射器で、怖ろしいことに回し打ちされていた時代がありました。

医療や衛生のレベルが低かった時代とはいえ、近代化が進んだ日本、昭和の高度成長期の時代に何ていう事を!この時の被害者は多いはずですが、深刻な場合でしか保証されていません。

二次被害がどんなに深刻なことになろうが、国は知ったこっちゃないのです。似たようなことが起きないことをお祈りいたします。

もうひとつ、接種を行う看護師達は、生身の人間で、機械ではないということです。

正確に、間違いなく大量な接種を、なるべく早く、多くこなすことを要求される彼らに、人間性があまり認められていないような気がします。

きっと疲労困憊の状態がただひたすら続くのではないでしょうか。

ただし、病院に勤務している状態だと、本来の業務や雑務を兼務するため、会場で専念できた方が心安らかなのかも知れません。

集団接種予約への様々なコメント

コメント

集団接種予約のニュースが報道されるや否や、色々なコメントが飛び交いました。けっこう、辛辣なものもちらほらあります。

よくあるのは、WEBとLineができないお年寄りを考慮されていないというものと、外出機会のない人達を優先しても意味がない、危険にさらされるサラリーマンや学生を優先させるべきと言ったものです。

このようなコメントを深読みしていくと、やはり、ワクチン接種を皆待ち望んでいるのかな?ということです。

先進諸外国がほぼ接種を済ませ始めたことから、情報だけがはいってくる現状態に、焦りを感じるのかも知れません。

なんだか、接種し終えないと、区切りがつかないというか、ことが終わらない感じは確かにします。

ちなみに私の親は、マイコプラズマ肺炎で入院歴がある割には健康で元気です。

さすがに加齢により、コロナ以前から肺絡みの感染症ですぐ死ぬのではないのかとハラハラさせらていますが、今回のワクチン接種では複雑な思いを抱いています。

今こんなに健康で元気な親が、ワクチン接種により具合が悪くなってしまったらどうしよう等。

正直、リスク回避の方が重大なはずなのですが、治験が怖いと思う自分にとって、現段階のワクチンもかなり怖く感じます。

自分も少し基礎疾患持ちのため、ロシアンルーレットに怯える人の気分になっています。

ワクチン接種が遅れた日本をポジティブに受け止めてみる!

日本のワクチン接種が遅れた原因は、結局製薬事業に関して国力のなさが問われています。

感染者が多くないとワクチン開発のための材料が手に入らないのでは?と、単純に思ってしまう私は、この遅れを一応安全期間と思うようにしました。

なんでも、初期ロットにはいろんな不都合があるじゃないですか。

イメージとして、THE WEEKENDの最新のヒット曲である「Save Your Tears」MVの結末のようであればとも思いました。

気がおかしくなったように見える男に銃口を向け引き金を引くように言われ怯える美しい女性、さんざん銃口を客席のあちこち向けたあげくに、自らの頭に向けて引き金を引くと、ガーランドが飛び出し、単なるつまらんマジック。

途中、グラミー賞のトロフィーを放り投げたかのように見えるストーリー等、いったい何が言いたかったのかなとも思います。

美容整形の結果の事を言っているようですが、大いに恐れて焦ったものの結末は、実にくだらなかったなんてことであってもらいたいものです。

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