キウイフルーツといえば、多くの方は果肉が緑色のグリーンキウイ、または果肉が黄色いゴールドキウイを思い浮かべると思います。
最初はグリーンキウイしかありませんでしたが、開発が進みゴールドキウイが世の中に登場するようになりました。
そして、ゴールドキウイに続いて開発されたのがレッドキウイです。
レッドキウイは約1ヶ月の期間限定で発売され、味や栄養価などに注目が集まっています。
そこで、この記事ではレッドキウイに関する情報について紹介します。
それぞれのキウイフルーツの特長
代表的なキウイフルーツのうちの1つがグリーンキウイで、緑色の果肉と甘みと酸味のバランスのある味わいが人気です。
グリーンキウイには、ビタミンや食物繊維、カリウムなどの健康維持に必要な栄養素が含まれています。
また、特に食物繊維は水溶性と不溶性をそれぞれ含み、現代社会で不足しがちな栄養素を手軽に補うことができます。
スーパーなどの店頭では、1年を通して見かけることは多くサイズが小さいため食べやすいことも特徴です。
グリーンキウイに次いで代表的なものはゴールドキウイです。
ゴールドキウイは、黄色い果肉と酸味を抑えた甘さが特長です。
グリーンキウイの酸味が苦手な方でも、ゴールドキウイなら食べられる方はいると思います。
栄養素の中で特長的なのは、ビタミンCの含有量です。
ゴールドキウイに含まれるビタミンCはグリーンキウイの約2倍で、1日に必要なビタミンCを1個で取ることができます。
そのため、美容や免疫維持を目的とするならばゴールドキウイを食べるのが良いでしょう。
最後に紹介するのが、20年以上の歳月をかけて開発されたレッドキウイです。
レッドキウイは、赤い果肉と酸味の少ないベリーのような上品な甘さが特長的です。
栄養素では、アントシアニンと、ゴールドキウイを上回るビタミンCが魅力です。
アントシアニンは、ブルーベリーなどに含まれる栄養素で抗酸化作用があります。
発売期間は約1ヶ月で、なくなり次第終了なので1度は味待ってみたいフルーツではないでしょうか。
新種開発の流れについて
最初はグリーンキウイのみでしたが、1999年にはゴールドキウイ、そして今はレッドキウイというように長い歳月を経て新種が開発されました。
ここでは、新種開発の流れについて簡単に紹介します。
流れをいくつかの工程に分けると、組み合わせ探し、栽培と試食、市場展開の段階があります。
組み合わせ探し
数多くの苗木の中から任意の雄木と雌木を交配させて栽培します。
次に、育った果実から種子を取り出し栽培します。
栽培と試食
複数の苗木を異なる条件で育て、取れた果実を評価します。
また、実験的に消費者に提供して市場への投入が可能かどうか確認します。
市場展開
市場へと出せるものができても、安定供給のため生産の最適化や、収穫後の管理及び流通などを確立させる必要があります。
そのため、この段階でそれらを確実にパスしたものがいずれスーパーの店頭などに並びます。
ゴールドキウイは開発に約10年、レッドキウイは約20年といわれているので、新種開発の難しさや開発により様々なものが食べられる有難さを感じます。
キウイの食べ方や見分け方、保存の方法
キウイ開発の流れを紹介したところで、開発の難しさに触れて大切に食べようと考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで、代表的な食べ方や見分け方を紹介します。
食べ方としては、最も簡単なのが半分に切ってスプーンなどですくって食べることです。
包丁などで横半分に切るだけで食べられるので、時間がなくても簡単にできます。
見分け方は、軽くキウイフルーツを握って弾力を感じられる状態がベストです。
握って指の跡がつくようであれば熟しすぎている状態で、逆に全く弾力がなければ熟していない可能性があります。
特に、グリーンキウイは熟していないと酸味が強いので注意しましょう。
保存は、完熟していれば冷蔵庫で保存し早めに食べるべきです。
熟していない場合は、常温で放置するかリンゴやバナナと共にビニール袋などに入れて保管すると追熟します。
これから注目されるレッドキウイ
約1ヶ月限定で販売されるキウイフルーツの新種であるレッドキウイについて、キウイ関連の情報も含めて紹介しました。
ここで、重要と思われる情報をまとめておきます。
- レッドキウイは20年もの歳月を経て開発されたキウイフルーツの新種
- 果肉は赤くベリーのような上品な甘みと抑えられた酸味が特長
- 栄養素ではアントシアニンやビタミンCが特長的で美容や免疫維持に良い
- 約1ヶ月の期間限定で発売されなくなり次第終了となる
栄養素や見た目、味の特徴などから1度は食べてみたいという期待が高まります。
また、20年もの歳月を経て開発されたものであれば、実食時に大切に味わって食べることもできるでしょう。
ニュースでも取り上げられ話題になっているので、気になったらスーパーなどで探して食べてみることをおすすめします。
レッドキウイが代表的なキウイフルーツの3つ目として、認知される日もそう遠くない未来かもしれません。
コメント